海洋プラスチック汚染が一部の野生動物に及ぼす直接的影響は小さいようだ
概要
- 一人あたり年間一キログラムのプラスチックが海洋に排出されているa
- 一人当たり年間0.0002羽の海鳥・海棲哺乳類が海洋プラスチック汚染で死亡している
- 一人当たり年間200匹の天然魚が捕獲されている
- 天然魚の漁獲数は、海洋プラスチック汚染によって殺される海鳥・海洋哺乳類の数の100万倍である
データと計算結果は以下の通りである。
データ
- 2010年に海洋に排出されたプラスチックの総量(PEO):800万トン
- 2010年の世界人口(WP):69.2億人.
- プラスチック破片を原因とする海鳥の死亡数(DS):年間100万羽以上
- プラスチック破片を原因とする海棲哺乳類の死亡数(DMM): 年間10万匹以上
- 天然魚の漁獲数(WFL~WFH):年間0.97兆~2.7兆
計算方法
- 2010年の一人当たりの海洋へのプラスチック排出量(PEOpC): PEO / WP = 800万トン / 69.2億人 = 1.16kg
- 海鳥や海棲哺乳類を1匹死亡させるだけの海洋に排出されるプラスチックの量(PEOpD): < PEO / (DS + DMM) = 800万トン / (100万羽 + 10万匹) = 7.27トン = 7270 kg
- 2010年に一人当たりのプラスチック海洋汚染で死亡した海鳥/海棲哺乳類の数(DpC):< PEOpC / PEOpD = 1.16 kg / 7270 kg = 159 * 10^-6 以上
- 年間野生魚の漁獲数(WF):(WFL * WFH)0.5 = (0.97 * 2.7)0.5 兆 = 1.62兆
- 一人当たりの年間野生魚の漁獲数(WFpC):WF / WP = 1.62兆 / 69.2億人 = 234
- 天然魚の漁獲量と海洋プラスチック汚染により死亡した海鳥・海洋哺乳類の数の比:WFpC / DpC = 234 / 159 * 10^-6 = 100万.
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